冬になると、なんだか疲れやすく感じたり、体調不調が続いたりする方も多いのでは?
この理由の一つは、気温の低下に伴う「血流の滞り」にあります。
血流は身体中をめぐり、酸素や栄養素を運び、老廃物を運び去るという、重要な役割を担っています。
そのため寒くなると、肩こり・冷え・関節痛・むくみなど…
身体中に様々な不調が起こり「疲れやすい」状態になりがち。
寒い季節の生活習慣で、カギを握るのは血流。
そして血流を良くするには、生活習慣の中でも特に「食事」が重要です。
糖質の多い食事を続けていると、血液はドロドロになり、血流も滞りがちに。
ですが、食べ方はそれまでの生活習慣の積み重ねです。
突然「お酒やたばこはダメ」「甘い物を食べてはいけない」と言われると、我慢だらけのつらい毎日に。
ですから、「我慢」になってしなってしまう前の、ゆるやかな方向転換がおすすめです。
今日からできる!食生活の方向転換3つ
方向転換①食べる順番を変える!
食物繊維の多い野菜から先に食べる「ベジファースト」「ベジタブルファースト」
というのは最近よく言われるようになりましたが、これはぜひ身につけて欲しい食べ方。
野菜の食物繊維が糖の吸収をゆるやかにしてくれます。
次は肉や魚などのたんぱく質をしっかりと。
糖質の多い白米は一番最後に食べるようにしましょう。白米より玄米がおすすめ。
方向転換②「水溶性食物繊維」を多く摂る
すい臓にインスリンを分泌するよう指令を出すのは実は腸。
食物が腸に届くことにより、食事で上がった血糖値を下げるよう、すい臓に指令を出してくれるのです。
このスイッチのカギを握るのが腸内細菌。そして腸内細菌のエサとなるのが食物繊維です。
食物繊維の中でも特に「水溶性食物繊維」を多く摂るようにしてください。
根菜・海藻類・きのこ類がおすすめです。
方向転換③果糖や甘味料に注意
果物は食物繊維やビタミンも多く含まれていますが、果糖が入っているので食べ過ぎないように。
特に注意すべきは清涼飲料水やアイスクリームなどに含まれている甘味料として使われる異性化糖です。
ついつい摂り過ぎることも多いため、動脈硬化のリスクを上げる一因になっています。
血糖を抑え、血流を良くする「食べ方」3つ。
ぜひ今日から実践してみてくださいね。