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健康 "健康力が下がりやすい冬の心得5つ。"

健康力が下がりやすい冬の心得5つ。

健康
2019.03.22

冬に健康力が下がってしまう原因は「気温」と「太陽」

冬になったら寒くなることも、日が短くなることもあたり前。
でもこのあたり前のことが、私たちの冬の健康に、多くのトラブルを起こしているのです。

「気温」身体中をめぐる血液は、冷えると滞りやすい。

血流は「身体中をめぐり、酸素や栄養素を運び、老廃物を運び去る」という、人間の生命活動の根本を担っています。
だからこそ、健やかで丈夫な血管の中をサラサラの血液がスムーズに流れていることはとても大切。
気温の低下とともに冷えて血流が滞ることは、健康 にとってもマイナスになってしまうのです。

 

「太陽」日が短くなると、「セロトニン」が分泌されにくい。

心に安心感をもたらしてくれる脳内伝達物質「セロトニン」は、目から太陽の光を取り込むことで産生されます。
そのため、日が短くなり、夜が長くなるとどうしても気分が落ち込みやすくなってしまいます。
ストレスが蔓延する現代社会において、冬は心の不調をおこしやすい季節なのです。

 

健康力が下がりやすい冬こそ注意したい、心得6つ。

★心得1:冷えやすい

冷えに悩まされやすい女性にとって冬の血行促進は、最も大切。
女性が冷えやむくみに悩まれやすい原因が「筋肉量」の違いにあることをご存知でしょうか?

血管は筋肉の中をめぐっているため、筋肉量が少ない女性は男性より「血流量」が少ないのです。
血液は身体の体温調節の役割を担っているため、女性は冷えに悩まされやすいのです。

→温める×鍛えるで、血流のめぐる身体に。

冷えを解消するのに入浴などで全身を温めることは有効。
ですが、それだけでは根本的な解決になりません。

めぐりに関わるのは心臓 から送りだされる「動脈」と、戻る「静脈」。
そのうち、全身をめぐる力は、 実は心臓に戻る「静脈」が担っています。

つまり、冷えや むくみを解消するには静脈の流れをよくすることが大切。
静脈の流れをよくするのには、第二の心臓と呼ばれる「ふくらはぎ」を鍛えることがおすすめです。


★心得2:風邪をひきやすい

冬は風邪をひきやすい季節ですが、冬の間に何度も風邪をひいてしまう人がいる一方、 全くひかない人もいます。

これは、毎日の生活でどれだけウイルスにつけこむ際を与えてしまっているか、いないかの差。
お口をマスクでカバーする以外に、もっと注意深くケアすることで、風邪やインフルエンザを未然に防ぐことができます。

→ウィルスに攻め込まれないために。口からも免疫力をサポート。

歯磨きは虫歯予防以外にも、身体の入口であるお口の雑菌の繁殖を防ぐ、というとても重要な役割を担っています。
お口は食道を通して腸へとつながっているため、ウイルスや雑菌の侵入をお口の段階で防ぐことができれば、
免疫の要である腸をよい状態にキープすることにもつながります。

おすすめは、朝ごはんの前、起きたらすぐ磨くこと。
朝歯を磨かないでごはんを食べると、夜の間に繁殖した細菌を飲み込み、腸に送り届けてしまします。


★心得3:メンタル不調になりやすい

冬の気分の落ち込みは、 ストレス社会の今、急上昇。
太陽の光を浴びることが少ない冬は、抗ストレスホルモン「セロトニン」が不足するため、思考回路が後ろ向きになりがち。

冬だから仕方ない…と放っておくと、ストレスを跳ね返し、気持ちを整えることができなくなってしまいます。
冬のメンタル不調は今や、増える一方と言われています。あなたの周りは大丈夫ですか?

→メンタル不調には旬のおいしい力を活用!

太陽の光を感じる時間の短い冬は、セロトニンが不足する上、寒さで交感神経優位になりやすい時。
そんな時は冬の旬の食材、特にネギ・ショウガ・ニンニクなどの「体温を上げる力」を上手に活用。

毎日の食事で旬の食材をしっかりと摂り、体温を上げれば、副交感神経は優位に。
自律神経のバランスをしっかりと整え、メンタル不調を解消するには、旬のおいしいものを食べるのが一番です。


★心得4:朝エンジンがかかりにくい

寒い冬の朝は、誰もがベッドで後もう少し!と思ってしまうもの。
でも、この「ベッドに横になったまま、なんとなく」のクセがついてしまうと、夜の寝つきが悪くなります。
すると段々と日内リズムが狂い始め、朝の目覚めがほんとうに悪くなってしまいます。

眠りは脳の疲れを癒す、健康にとって大切な時間。
朝の目覚めはその大切な眠りの質を左右すると言っても過言ではないのです。

→ストレスで脳が疲れやすい冬こそ、さわやかに目覚めよう。

朝はお気に入りの一曲をすぐに聴ける状態にしておくことをおすすめします。
気づけば元気のスイッチが入っているハズ。

ストレスを抑えてくれるコルチゾールがしっかりと分泌されている朝は、ストレスに強い時間でもあります。
気のすすまないことは、先延ばしにしないで朝のうちに。夕方になると、どんどん嫌になってしまいます。


★心得5:おっくうになりやすい

寒さで身体の動きが 鈍くなると、脳の働きも低下してしまう!
冬の寒さによって身体の動きが鈍くなると、脳の働きもそれに呼応するように低下してしまいます。
ついつい寒さでいろいろなことがおっくうになりがちな冬は、脳の老化を加速させてしまう季節とも言えるのです。

→寒い冬は身体を動かして、脳老化を食い止めよう!

脳と身体をフル活用できる、冬散歩に出かけてみましょう。
腕もしっかりと振って、身体全体を使って歩けば、すぐに身体は芯からポカポカしてきます。

草花を見つけるのも冬散歩の楽しみのひとつ。もちろん食べ過ぎなければおいしいお店でもOK。
いろいろな楽しみを積極的に見つけることで、身体だけでなく、脳にもほどよい刺激が生まれます。


健康に大切な4つのバランスを整えよう!

冬の寒さに無防備でいると、健康に大切な「脳」「自律神経」「血流」「免疫力」が乱れてしまいます。
実行するかしないかで差が出る冬の心得5つ。ぜひ今日から試してみてくださいね。

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