霊芝はマンネンタケとも呼ばれ、中国から日本に伝えられた「キノコ」です。キノコではあるものの、その構造は非常に硬いため食用には向かず、日常的に見かける機会は多くありません。しかしながら、中国では紀元前からその効果を期待して利用され続けており、日本を含めアジアを中心に、世界中で愛用されています。
私たちは、この霊芝の研究を重ね、キノコである特性を利用して、
その効果を高めた発酵霊芝を開発しました。
ここでは、その開発ストーリーを紹介します。
霊芝の構造は硬いため、食用に向かないだけでなく、有効成分の抽出、粉砕などの加工を行う上でも、この硬さが障害となります。そこで、私たちは霊芝自身がもつ酵素で、霊芝を発酵(自己消化)することにより、霊芝の効果をさらに引き出す試みを行いました。
霊芝は、糖質分解酵素、タンパク質分解酵素などの数多くの酵素をもっています。私たちは、これら酵素が働く最適な条件を検討し、見出しました。そして、これら酵素により、霊芝の強固な高次構造を分解(自己消化)することに成功しました。
古い中国の書物中に6種類の霊芝が異なる効果を示すことが記されているように、霊芝はその菌株によって異なる性質を示します。私たちは、霊芝の中でも効果の高い霊芝を探し求め、BMC9049株にたどり着きました。
私たちは、BMC9049株を国内契約農家で栽培し、国内工場で発酵しています。
自己消化 | 自己消化により、有効成分の利用性向上、さらに、霊芝の効果を高めることに成功。 |
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BMC9049株 | あらゆる霊芝菌株の中から、効果の高い菌株を選択。 |
国内栽培、製造による安心安全品質 | 契約栽培による国内産霊芝を使用し、国内工場で発酵。 |